通販で取り寄せるお茶専門店の抹茶と抹茶スイーツのご紹介
こんにちは! 「今日も匍匐前進」管理人&食品化学技術者のスガタです。
今や抹茶は日本のみならず、フランスやイギリスのカフェでも日本の抹茶のデザートが健康ブームの乗って人気ですね!
抹茶ラテに抹茶入りスムージー、抹茶風味のケーキ、抹茶ショコラなど(^^)。
昔々、中国から伝わった抹茶ではありますが、、、。
今もなお伝統が受け継がれている日本の抹茶がヨーロッパにも浸透して人気が出てくれるのは嬉しいことです。
ご存知のように日本でも、茶道で点てる抹茶以外にも食品素材として抹茶を使った様々なスイーツがあります。
抹茶スイーツをどこで買えるのかお探しの方も居られるかと思います。
取り寄せるならお茶屋さんの抹茶スイーツが狙い目です!!
そこで、ご自宅や職場に居ながらお手軽に通販で取り寄せられる「お茶専門店・抹茶スイーツ」のお店3軒を口コミ情報も交えてご紹介しようと思います。
お茶専門店の商品は品のあるパッケージなので、ご年始、お中元、お歳暮、母の日、父の日、引き出物、お返しなどのギフトにおすすめです。
その前に、抹茶の豆知識的なことをまとめてみました。
こちらの記事が少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。
お茶・抹茶の歴史
ご存知のように「お茶」そのものは、中国が発祥です。
「お茶」が中国でいつ頃に生まれたのかは、、、?
中国の農業・漢方の祖「神農」(しんのう)の逸話にあるそうです。
それは中国文明(およそ紀元前7000年~紀元前1600年)のさなか、紀元前2700年頃に漢方薬のひとつとして生まれたそうです。
ですから、およそ4700年前のことです。
※「中国文明」というのは、黄河文明以外にも長江、遼河などで異なった文明が発見されたので、これらをひとまとめにして「中国文明」という呼び方に変わっています。
この頃の日本は、縄文時代の中期で温暖な気候で集落の規模が大きなり、狩猟や漁業の他、植林栽培ではドングリより食べやすいクリに変って大規模化してきた頃です。
その後、中国の「漢の時代」(紀元前1世紀)の医学書「神農本草経」(しんのうほんぞうきょう)で、主に上流階級に嗜好品として愛飲されるようになったという記載があるそうです。
中国の「唐の時代」(760年頃)に陸羽(りくう)が書いた『茶経』が「茶者、南方之嘉木也」で始まっていることから、初期のお茶は南方で始まったと考えられています。
このときの飲み方は、茶葉を粉末にして鍑(さがり)という現在の茶釜の祖先で煎じる「団茶法」です。
日本へは、平安時代に中国の唐から「喫茶法」として伝わったようです。
日本で言う「抹茶」は、中国喫茶史では「点茶法」(てんちゃほう)と呼ばれていますが、発生は10世紀頃です。
高級な龍鳳団茶に使われる団茶を茶碾で粉末にしたものを使用した団茶から抹茶が派生しました。
日本に「抹茶法」が伝わったのは鎌倉時代とされています。
このときに、茶種と作法が日本に伝わって来て「茶湯」、「茶の湯」といういわゆる「茶道」が日本に生まれました。
ちなみに、「茶道」英訳するときは tea ceremony (茶の儀式)、the way of tea という表現が外国人には分かりやすいと思います。

お茶の文化でルーツの中国では様々な時代背景で「抹茶法」が廃れてしまったようですが、日本に旅行に来る中国人は彼らには廃れてしまった中国発祥の伝統が「茶道」として日本に残っていると感激しているそうです。
日本人としては茶道に限らず、食品素材として「抹茶の食文化」が廃れないように「抹茶」を少しでも応援したいですね。
抹茶の産地と風味の特徴
抹茶は、碾茶(てんちゃ)というお茶を石臼で細かく挽いて粉末状にしたお茶です。
碾茶は玉露やかぶせ茶と同じように茶園の茶樹に覆いをかけ日光を遮った環境下で育てられた生の茶葉を葭簀(よしず)と藁(わら)で被覆して直射日光を遮り蒸し、碾茶炉で乾燥して作られています。
また、甘みがより強く、渋み・苦味のより少ないものが良いとされ、高価になります。
なお、茶臼で挽いたものが本来の抹茶ですが、粉砕機などの他の方法で挽いたものも抹茶として認められています。
ちなみに、「チャノキ」は亜熱帯を原産とする常緑樹なので、日本では温暖な地方が栽培に適していますが、青森から沖縄まで広い範囲で栽培されています。
気候や土壌、栽培する高度などで、味や香りが違ってきますが、抹茶(碾茶)の代表的産地とざっくりとした風味の特徴は、、、。
1位は、京都府産 宇治抹茶…香り 渋み 甘みが程よくバランスが良い抹茶。
2位は、愛知県産 西尾抹茶…華やかな香りが強い。
3位は、静岡県産の抹茶…特徴ではないのですが碾茶としての生産量は3位になります。
抹茶の美味しさの秘密
抹茶は茶葉を粉にして飲むため、葉に含まれる栄養素をそのまま摂取することができます。
また、碾茶を作る上での「チャノキ」の被覆によって、緑茶とは成分のバランスに違いが生まれます。
いわゆる緑茶と違いが大きいのはテイアニンの量です。
旨味成分のテイアニン
テアニン(L-Theanine)は、茶に多く含まれるアミノ酸の一種でグルタミン酸の誘導体です。
また、テアニンはグルタミン酸の誘導体で茶の旨味成分の一つになります。
テアニン(L-Theanine)の構造式
1950年に玉露から日本人の酒戸弥二郎氏によって発見され、その後精製されて化学構造が分かりました(^^)。
お茶から発見されたのでテイアニン(Theanine)と命名されました。
テアニンは根で作られて幹を経由して葉に蓄えられます。
抹茶となる碾茶は「チャノキ」を日光から遮る被覆によってテアニンなどのアミノ酸が増加します。
玉露も日光を遮る被覆をします。
一方で、渋みの原因になるポリフェノールの一つカテキン類(いわゆるタンニン)が被覆によって減少します。

さらに、「テイアニン」は緑茶以外にも苦味やえぐ味も抑えるので、様々な食品で風味の改善に使われています。
お茶の香りの成分
日本のお茶(煎茶、ほうじ茶、抹茶など)は、ご存知のようにウーロン茶や紅茶のように発酵されていない不発酵茶です。
そのため、ウーロン茶や紅茶よりも香りの成分数は少ないのですが、300種類位の香りの成分が見つかっています。
青い芳醇な香りは、、、。
・cis-3-Hexenyl Hexanoate
・cis-3-Hexenyl trans-2-Hexenoate
などの炭素数6個のアルコール類と炭素数6個の脂肪酸類のエステル。
その他に、
・青葉アルコールと呼ばれる cis-3-Hexenol
・微量存在することで青海苔をイメージさせる Dimethyl Sulfide などの硫黄化合物。
・若草をイメージさせる爽やかで甘い香りの Linalool などの植物特有のテルペン類化合物
これらが緑茶の香りを醸し出しています。
さらに、玉露や抹茶に発現する「被香」(かぶせこう)は、
・α-Ionone
・β-Ionone
といったヨノン系化合物が多く含まれていることが分かっています。
ヨノンは、スミレの花のような甘い匂いが特徴の香気成分です。
また抹茶は、生葉の酸化酵素を失活させ、冴えた色調で覆い香を引き立たせるために蒸熱工程というのがあります。
このときにわずかですが、香ばしさを醸し出すピラジン類やフラン類、ピロール類といった加熱香気成分が生成します。
このように抹茶は、旨味成分の「テイアニン」やこれらの香りの成分が合わさることで芳醇で特徴的な美味しい風味が醸し出されるのです。
「お茶」にまつわる日本の言葉
日本人の飲み物として普及した「お茶」。
日本人の生活の中からお茶にまつわる言葉が沢山ありますよね。

ちょっと思いついた言葉を挙げてみると…。
茶色
お茶の間
茶碗
茶飲み友達
茶立虫(ちゃたてむし)
茶壺
茶飲み伽(ちゃのみとぎ)
お茶を挽く
鬼も十八番茶も出花
お茶の子さいさい
お茶する?
茶化す
小娘と茶袋
等々、まだまだあります。
あまり聞かなくなった言葉や諺もありますが、日本人の生活に「お茶」が深く馴染まれていたことが窺えます。
ご興味のある方はコチラをどうぞ(^^)。
ご参考: お茶百科 伊藤園HP
お茶屋さんの抹茶とスイーツのご紹介
【出雲抹茶専門店「桃翠園」さん】
とにかく濃厚なお抹茶を堪能したい方へ(^^)。
縁結びと神話の地、島根県出雲市で明治40年に創業した「桃翠園」さん。
島根県の出雲にも「出雲銘茶」があります。
出雲抹茶専門店「桃翠園」さんの店舗
出雲市にある「桃翠園」さんの茶園で栽培・収穫し、自社工場にて加工してできた濃厚な抹茶のスイーツです。
神話のふるさと出雲で出会った出雲抹茶-premium- とショコラテリーヌの縁結び
最高級の出雲抹茶をふんだんに使用した「出雲抹茶ショコラテリーヌ 270g」
・なんと!! 使用する抹茶は全て1kg10万円の最高級の抹茶!!
・ショコラテリーヌ 270gに抹茶(お点前)8杯分を使用(^^)。
・今だけ1kg10万円の高級抹茶1杯分2gが無料で付いてきます。
私はお歳暮で友人に送ったところ、大変好評で喜ばれました!!
私自身も取り寄せてみたところ、このショコラテリーヌは正に絶品の美味しさでした!
そこで私の記事で恐縮ですが、こちらの商品を広くご紹介しようと思いレビュー記事を書いてみました。
【通販で取り寄せるスイーツ・高級出雲抹茶のショコラテリーヌのレビュー】今日も匍匐前進
驚きの濃厚さ「出雲抹茶ジェラート」
・こちらも、使用する抹茶は全て1kg10万円の最高級の抹茶!!
・ジェラートには、自然放牧酪農生乳を使用。
・今だけ1kg10万円の高級抹茶1杯分2gが無料で付いてきます。
「出雲抹茶専門店 桃翠園」さんの公式ページはコチラ
濃厚な抹茶の風味が楽しめるオリジナルスイーツ☆ 【出雲抹茶専門店 桃翠園】
【京都宇治の御銘茶・抹茶スイーツ「森半」さん】
天保7年(1836年)に創業した京都宇治の「森半」さん。
京都宇治の「森半」さんの店舗
商品数はなんと140種類!!
この他にも、、、。
価格的にお手頃な、
・抹茶大福
・茶だんご
・抹茶どら焼き
・抹茶アイスの素
・業務用 抹茶プリンの素
・泡立つ抹茶オーレ業務用1Kg
・どこでも抹茶 【お徳用】
・おけいこ用抹茶
・宇治産手摘み玉露80g
等々…銘茶、茶器、ギフトセットなど沢山の品揃えがあります。
京都宇治の御銘茶・抹茶スイーツ「森半」さんの公式ページはコチラ
京都宇治の老舗茶屋「伊藤久右衛門」さん
天保3年(1832年)に創業した京都宇治の老舗茶屋「伊藤久右衛門さん。
スイーツだけでも40~50商品をラインナップ、宇治茶を含めると約100商品を取り揃えられています。
「伊藤久右衛門」さんの店舗
おすすめは送料無料の「宇治抹茶スイーツ 4種 お試しセット」
「宇治抹茶スイーツ 4種 お試しセット」の内容は、
・宇治抹茶あんみつ 2個
・宇治抹茶生チョコレート 5粒入
・宇治抹茶ロールケーキ ハーフサイズ
・宇治抹茶だいふく 2個
京都宇治の老舗茶屋「伊藤久右衛門」さんからは、宇治煎茶、宇治玉露、かぶせ茶、抹茶など各種お茶も取り寄せられます(^^)。
京都宇治の老舗茶屋「伊藤久右衛門」さんの公式ページはコチラ